情報収集と分析研究

ミュージアムに関する唯一の専門シンクタンクとして、
これからのミュージアムのあり方について国内外の情報を絶えず収集し、
その成果を発信します。

ミュージアムに関する情報を常に把握いたします。

40年近く蓄積してきた豊富な情報とノウハウを活用して、約9,000館のミュージアム・データ・バンク(MDB)を構築しています。毎年、次々と開設・リニューアルされている全国のミュージアムの動向を調査し、開館・リニューアル後の動向や話題性のある取り組み等を追跡することで、専門情報の構築と発信を行っています。特に、1994年度以降、継続的に取り組んでいる「年度別開設博物館・リニューアル博物館」調査に関しては、他に同様の調査成果が見られないため、各方面からお問い合わせをいただいています。丹青研究所調査では、2006年度調査時からリニューアル館数が新設館数を上回っています。同年度をもって、「国内の博物館は『新設の時代』から『リニューアルの時代』へ移行した」と捉えています。また、近年、活発な動きを見せている企業ミュージアムに関する情報収集・調査研究にも継続的に取り組んでおり、2015年度以来、多くのお問い合わせをいただいています。

これからのミュージアムのあり方の研究を行っています。

各地でリニューアルが進んでいる(統合・再編を含む)現状や、ミュージアムの事業範囲が拡がっている(オンラインを含む)こと等を踏まえ、これからの時代が求める新しいミュージアムのあり方を先取りする調査・研究活動を行っています。時代の要請を早期に感知し、ミュージアムに関する新たな制度や取り組み等の調査・研究活動に取り組んでいます。

『ミュージアム・データ』

丹青研究所では1987年4月より、博物館関係者にお届けする情報誌として、「ミュージアム・データ」を発行しています。国内外のミュージアムや関連機関とのネットワークを通して収集した情報等から、ミュージアムに関する有用な情報を抽出、分析、編集し、「博物館情報専門サイト ミュージアム・データ新しいウィンドウで開きます」で公開しています。

国際的な文化観光の
潮流を読み解き
日本の文化観光施設に役に立つ
情報を収集・分析・発信します。

海外の文化観光施設や新しいプロジェクト等、幅広い視点で情報を収集し、これからの文化観光に関する研究を行っています。文化財の保存と活用、ミュージアムの特徴を活かした経営基盤強化、インバウンド対応、地域創生など、文化を中心とする新しい魅力創造について、これまでの経験を活かしたコンサルティングを展開しています。