博物館・美術館の整備再生

式年遷宮記念せんぐう館

日本が誇る技と心の精華を永く後世に伝える

プロジェクト概要

第62回神宮式年遷宮を期して、社殿造営・御装束神宝奉製の技術を展観し、日本が誇る技と心の精華を永く後世に伝える理念のもと、伊勢神宮・外宮に「せんぐう館」は創設されました。

新たな参宮の入口として、遷宮について、そして神宮、神道について伝えるとともに、周辺地域の活性化を目的としています。

外宮正殿(一部)の原寸再現、御装束神宝の調製工程品など、ここでしか目にすることのできない貴重な展示があるほか、職員による展示解説や講座などが随時開催され、来館者により深い理解と感動をもたらしています。

せんぐう館は「伊勢神宮を知る、きっかけの場所」として、理念の実現に向け、柔軟かつ力強い活動を展開しています。

所在地
三重県伊勢市
事業主体
神宮司庁
事業年度
平成17~24年度
延床面積
2,662㎡
受託業務
総合コンサルティング、展示設計・制作、展示映像制作
情報システム設計・制作、デザインルール・発行物制作
ウェブサイト
http://www.sengukan.jp/

背景と課題

業務を進めるにあたって

業務推進にあたっては、参宮の感動と神宮及び神宮式年遷宮への理解が結びつき、より深く醸成されることを重視しました。また、外宮神域内に設置される施設であることをふまえ、全てにおいて神宮にふさわしい美しい佇まいを生み出すことにつとめました。

神宮司庁の方針のもと、修景、建築、展示、運営は一体のものとして調えられ、美しく力強い存在感を放つ施設となっています。

それにより、設立の目的の一つであった外宮周辺地域の活性化にも成果が現れています。

外宮神域の景観と調和して佇むせんぐう館外観

撮影者:エスエス東京

せんぐう館館内

御装束神宝調製の技と匠たちのこころについて深く紹介 撮影者:エスエス東京
外宮正殿(一部)の原寸再現。ここでしか見ることのできない社殿造営の「技」の粋 撮影者:エスエス東京
神宮式年遷宮を担う小工の技、道具について紹介 撮影者:エスエス東京

発行物(左からポスター、チラシ、入館証)

せんぐう館のイメージに合わせた素木を基調とした発行物デザイン

スタッフ

﨑山 幸子企画

多様な調査から、博物館づくりの計画づくり、設計プランニング、運営計画まで幅広くコンサルティングを担当。近年は国際的な視野で、「文化観光」をテーマに、日本の魅力を世界に、未来に伝えるための調査研究を展開。

一ノ瀬 裕行デザイン・設計

文化財の保存公開環境整備を専門として、博物館や社寺の宝物殿等の基礎調査、計画、設計・監理等を担当。文化財のおかれる現況と顧客ニーズの丁寧な把握を元に、文化財と人にとってより最適な環境の実現に取りくむ。

塩田 達郎展示映像プロデュース

守備範囲は、映像・WEB・PCコンテンツ・データベース等 、モニターに映るもの全て。デジタルコンテンツ全般に関わる企画、制作、進行管理を推進し、クライアントとクリエイタのインタープリタとして感動を提供。